2017年度“宮崎医療生活協同組合”の4つの柱-1

2017/04/05

2017年度のスローガン

二〇一七年度は「協同の力で健康といのち輝く社会をつくる!」のスローガンのもとに、
①宮崎生協病院の医療構想の審議
②宮崎生協病院と介護事業の経営改善
③医師確保と医師養成、職員育成の取り組み
④地域包括ケアへの対応
をすすめます。組合員・職員の皆様のご支援・ご協力をよろしくお願いいたします。

病院・クリニックの医療活動

宮崎生協病院ではかかりつけ病院として、入院では地域包括ケア病床(病棟)の導入等を検討します。地域の要求と入院機能をマッチさせ、病院の理念に沿った将来構想を策定します。小児や要介護者のベッド運用に適した入院環境を整備します。
外来は検査機能を高め、重症患者、救急車の受け入れを促進します。また腎臓内科の外来を検討します。引き続き健康診断受診の促進と要精査の方のフォローに取り組みます。外科医も二名体制となることから、手術の適用拡大、内視鏡検査の充実を図ります。今年度は新棟建設について議論を深め、構想(計画)を提案することを目指します。引き続き、臨床研修指定病院として医師養成の教育機能の充実を図り、質の高い医療サービスを効率的に行えるよう努めます。
クリニックでは慢性疾患や生活習慣病で定期通院されている患者に全身管理を意識した治療計画を実施し、合併症やがんの早期発見・早期治療に努めます。在宅では地域包括ケアの一翼を担い、高齢化社会へ向けて施設や自宅での在宅医療を支えます。
【地域包括ケア病床(病棟)とは】
急性期経過後に引き続き入院医療を要する状態及び重装備な急性期入院医療までは必要としないが、在宅や介護 施設等において症状の急性増悪した状態の患者の受け入れ、在宅支援、生活復帰支援、それにリハビリの機能を加えた多機能の病床(病棟)を言う。