明けましておめでとうございます
宮崎生協病院 院長 遠藤豊

2020/01/01

あけましておめでとうございます。当院は大島町に移転して17年が経過しましたが、昨年末には附属棟も完成し、小児科、健診センター(3月予定)、透析施設が開設されました。今後、院内改修事業を進め、内視鏡室、化学療法室、採血室、心臓リハビリ室、正面玄関の拡充がはかられます。12月に着工し、4月末には完成予定です。工事でもうしばらくご迷惑をおかけします。
子年は新しい運気のサイクルの始まりです。植物に例えると成長に向かって種子が膨らみ始める時期であり、未来への大いなる可能性を感じさせます。また、ねずみは「ねずみ算」と言う言葉があるほど、子どもをどんどん産んで数を増やしていくことから「子孫繁栄」の象徴でもあります。
現在の私たちを取り巻く状況は高齢化社会に向け、病床機能分化、地域医療ビジョン、地域包括ケアなど「入院から在宅へ」という国の政策がすすめられる中で病床、医療福祉の予算が削減され、国民皆保険制度の危機など患者さんも医療機関にも非常に厳しいものがあります。
私たちの理念である「地域の願いに応え、誰もが安心してかかれる病院」を更に実現し、いつまでも住み続けられる街づくりに貢献し、今年も実りある収穫が得られる一年となるように、ねずみのように真面目にコツコツと真直ぐに地道な歩みを重ねていきましょう。

宮崎生協病院 院長 遠藤豊