戦後 7 0年、平和の願いを込めて 広島と長崎で〝原水爆禁止世界大会〞【広島】

2015/09/23

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8月4日から6日に宮崎生協病院の若手職員を中心に8名(医師3、看護師2、事務3)で参加しました。被爆70年を迎えた今回確認されたこととして「核兵器の非人道性」は世界の共通認識となっており、核兵器廃絶が世界規模で求められている事、日本は唯一の被爆国としてその取り組みの先頭に立つべきであるという事でした。閉会集会では、全日本民医連を代表して、1年目研修医の松尾裕樹医師がスピーチを行いました。「医療者として現場で人の命の輝きと大切さに触れ、それを一瞬で奪ってしまう核兵器には強く反対したい」、「世界中の皆さんと手を取り合って戦争の無い、平和な世界をつくりましょう!」と呼びかけると5000人を超える参加者から割れんばかりの拍手が送られました。

(宮崎民医連 宮田宗三)

〈参加職員の感想〉
戦後70年、被爆70年という節目の年に、このような貴重な体験をする事ができ、一人の人間として日本国民として大切な事を学ぶ事ができたと思います。私が思っていたよりもはるかに辛い現実を原爆は被爆者の方に突き付けていました。核兵器は、その瞬間だけでなく、時を超えて多くの人々の夢や将来を奪う悲惨なものだと思います。人間が人間らしくあるためにも、国が一つとなって戦争を繰り返さないよう訴えかけ続けていかなければならないと思いました。(看護師 長友亜衣)