宮崎医療生協の17支部で総会開催①

2018/06/20


 4月19日〜5月19日、各支部で総会が開かれ、2017年度のまとめと2018年度の活動計画、新役員体制などが決まりました。

【このはな支部】
 4月21日、34名の参加で、このはな支部総会が開催されました。宮崎市介護予防アドバイザーの岡元潤子さんに「座ったままでも出来る手遊び運動」を、お手玉使ったり二人組になったりしながら30分教えていただきました。女性陣の大きな歓声や日頃はかたい表情の男性陣も思わず笑顔に。
 このはな支部では今期、医療生協の理事を2名選出しますので、理事から「いつでも運営委員会に加わって、このはな支部を応援してくださいね」との訴えがありました。また、医学生の学業などを支援する宮崎民医連の宮田宗三さんの話には、宮崎大学医系学生サポートセンターが地元にあり、皆さん関心を抱いたようでした。
 昼食交流会には診療を終えたこのはな生協クリニックの職員も加わり、所長の中村育夫先生の挨拶、宮崎生協病院の吉田博明事務長から病院新棟建設の説明がありました。交流会は意見・要望の聞き取りに1時間を要し、今後も組合員への協力に十分な説明と疑問点を解消する場となりました。
(支部長 半田圭子)

【大淀支部】
 4月24日(火)に大淀支部総会が赤江の緑松公民館で開催されました。18名が参加。提案された議案は全員一致で承認され、特に質疑もなかったため予定された時間よりかなり早く進行してしまい、当初予定していた「つるにのって」の映画に加えて「ザ・思いやりパート2」の映画も鑑賞することになりました。思わぬハプニングになり慌てましたが、お陰で参加者から感謝の言葉が聞かれました。
 「つるにのって」は、広島の原爆資料館に一人でやってきた小学6年生の女の子が、折り鶴を掲げ持った少女像の女の子との不思議な出会いの中で平和の尊さについて考えていくアニメです。「ザ・思いやりパート2」は、同パート1に続いて、駐留している在日米軍の莫大な経費を日本政府が支払っていることを告発するドキュメンタリー映画です。例えば、米兵が起こした殺人事件でも、裁判で確定した賠償金のうち、実際にアメリカ政府が支払うのは15%程度で残りは日本政府が支払っているというのです。しかも容疑者の米兵は、執行猶予がついているので刑務所に行くことはなく、すぐに別の任務地に配属されていくので罪の意識はほとんどないとのこと。こうした実態をほとんどの国民が知らされることなく貴重な税金が無駄に費やされていることに強い憤りを感じました。機会がありましたら、ぜひご覧ください。
(支部長 前屋敷勇)

【中央支部】
 4月24日(火)宮崎西地区交流センターで、2018年度中央支部総会を行いました。参加者は18名でした。支部は昨年の途中より支部長不在の状況が続いていました。支部総会、準備等に大変苦慮しました。今回の議事運営は菅谷幸則さんにお願いし、活動報告と方針が提案され、活発な議論が行われました。
 「和知川原生協クリニックの事業内容の紹介」および「民医連医学生対策委員会からのご案内」を河野裕介事務長に行っていただき、昨年度からはじまった「れいんぼうサロン」の紹介等がありました。
 学習企画として和知川原生協クリニックの杉田久美子看護師による「エンディングノート(わたしの想いをつなぐノート)」があり、みんな真剣に聞き入っていました。
 最後にレクリエーション企画として、大塚江南支部の敷田幸信さんにハーモニカ演奏を行っていただき、参加者みんなで歌いました。支部運営委員も決まり、新しい体制で取り組んでいきたいと思います。
(支部長 児玉チトシ)