組合員の皆様へ

2020/04/21

宮崎医療生活協同組合
理事長 日髙明義

「地域の困難に寄り添い」ながらこの局面を乗り越えていきましょう。
~組合員活動を 5 月末まで休止します。

新型コロナウィルスによる未曾有の感染症危機が全国を席捲しています。
感染拡大により、いのちと健康不安、医療体制の崩壊が懸念されています。急激な経済活動の縮小により、職を失ったり、収入が減ったりといった生活にも大きな影響が出ています。こういった先の見通せない状況に、国民は大きな不安を抱えています。
私たち宮崎医療生協は、「地域のいのちと暮らし」を守るために、この困難にあっても地域に寄り添うことを、職員一同全力を挙げて取り組むことを改めて表明したいと思います。

この危機的状況を克服するためには、組合員、職員の力だけではなく日頃より培ってきた、地域でのつながりやネットワークを活用すること、そしてこれまでの健康づくりの活動の中から得られた知恵と経験を生かして、以下のように取り組むことを呼びかけたいと思います。

1、いのちと健康を守るための対応をしましょう
まずはご自身と大切な方のいのちを守る対応を冷静に行いましょう。不要不急の外出を避けること、手洗い・咳エチケット・いわゆる三密(密閉、密集、密接)を避けることなど感染予防の基本を実行しましょう。外出が減ることにより、運動不足になりがちです。自宅でもできる運動に取り組むなど体調の維持に努めましょう。発熱、風邪症状が続くときは、かかりつけ医や医療機関に電話で相談してから受診するようにしましょう。

2、地域の中で孤立する人をつくらない取り組みをしましょう
感染が拡大する中で、「いのちを守る」ことを優先し組合員活動を 5 月末まで休止します。その結果、外出や地域活動が制限されるため、社会的に孤立する人が増えることが予測されます。孤立する人をつくらないために、これまでのつながりを活用し、地域の中で声を掛け合ったり、お互いに励まし合ったりすることが大切です。自宅でもできるフレイル予防のための運動も呼びかけましょう。
機関誌「お元気ですか」の発行と配布は継続します。
配布時に 2mの社会的距離を保ちながらお声掛けは可能です。

3、政府に対して国民のいのちと暮らしを守るための緊急な対応を求めましょう。
医療・介護体制を崩壊させないための財政的保障も含めた緊急な支援、生活が立ち行かなくなっている方々への経済的支援、営業自粛と補償を一体化させた対応、受診が抑制されないような医療費減免措置など、先延ばしにできない課題にしっかりと取り組むことを政府に求めましょう。特に資格証明書など受療権を奪われている方へ短期保険証の発行を各自治体が速やかに行うことを今後も地域民主団体と協力しながらすすめていきます。

4、偏見や差別のない社会を作りましょう
新型コロナウィルスの感染者、その家族、外国籍の人たち、最前線で働く医療・介護従事者への差別的対応や偏見などが見られます。また、その子どもたちに対するいじめなどあると報道されています。誤った情報が無責任に拡散されたことによる被害も発生しています。私たちは人権の尊重、いのちの平等、安心して暮らせる街づくりという大切な理念を掲げてこれまで活動してきました。大変な時だからこそ、この理念を再確認し地域の中で広げていきましょう。

宮崎医療生活協同組合の医療、介護事業所でも新型コロナウィルスの感染症拡大防止とともに日常診療、介護に全力で取り組んでいます。病院、診療所には不安を抱えた方が毎日来院されています。
介護事業所には普通に日常生活をおくったり、通いでサービスを受けられたりする利用者さんがいます。
対応する職員も「いのちを守りたい」「いのちに寄り添いたい」思いと「感染症への不安」との葛藤の中で毎日懸命に奮闘しています。

今後も感染拡大は継続すると思われます。

こういう時だからこそ、組合員・職員が協力し合い、支え合い、励まし合いながら「地域の困難に寄り添い」この局面を乗り越えていきましょう。