第33回総代会が6月22日に開催、全ての議案を賛成多数で可決

2022/07/06

タイトル

新型コロナウイルス感染予防のため、今年の総代会は支部より代表5名以内の出席で開催いたしました。事前に全総代215名に議案書を送付、143名から議案議決書が届き、名がJAアズム大ホールに集まり開会しました。

あいさつをする日高理事長

 冒頭、日髙明義理事長より「宮崎医療生協の全組合員の皆さん、1年間の様々な活躍ご協力有難うございました。この1年はコロナ禍が大きく医療生協にも影響を及ぼし、職員体制においても厳しい環境になりました。そのような中においても、多くの新入職員を迎えることができ、病院も大きく世代が変わって活気づいてきました。今回のコロナ対応においても、行政からの評価と期待も高まっている中で宮崎医療生協の総代会を迎えることが出来ました。」とあいさつをしました。

 また、「一昨年からの新型コロナウイルス感染の広がりで生活が一変しています。宮崎での第6波は全国的に見ても感染が広がっている地域になり、宮崎市においては保健所機能も麻痺を起こし、混乱を起こし、医療生協の施設内でも利用者と職員及びその家族の断続的な感染を経験しました。このような中、政府の対応はワクチン接種だけで、有効な手立てを打つことが出来ていません。感染の広がりを人流が原因として自粛を提起し、自己責任に振り向けるばかりです。また社会保障費の伸びは財政を圧迫するとし、看護師・介護士支援金として職場の中に分断を持ち込んでいます。一方、ウクライナ情勢を契機に、国防のためにと軍事費の増加を国会で決めています。その上、核兵器の共同使用も考え、憲法改正にまで動きを強めています。」と現在の行政に苦言を呈しました。
最後に「宮崎医療生協は地域・支部での運動を支えるために、地域の要求に応える医療・介護機関としてさらに飛躍したいと考えています。我々職員は、医療生協で働くよろこび、やりがいを作り上げ先頭に立ち、組合員さん方、地域の方々と共にこの理念を実現したいと考えていますので、今後もご協力よろしくお願いします。」とあいさつを終えました。

第33回通常総代会の様子

 仁田脇弘文専務理事より医療生協の2021年度の活動の振り返りや経営報告、2022年度の方針と予算の基本的な考え、全国4課題や担い手づくりについて報告。特に2021年度の離職者の多さについて、今年より対策をしていくことを提案しました。最後に、残りの第3号議案から第6号議案までの説明を行い報告を終えました。